顎顔面矯正 症例2
経過写真(口腔内)
初診時
1個目急速拡大装置(12.0㎜拡大)後
2個目急速拡大装置(7.0㎜拡大)後
部分的ワイヤー装置装着時
矯正治療終了時(保定装置撤去後)
治療内容
トータル治療費 | 660,000円 |
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上記とは別に 月管理費(3,300円)×18回分 |
59,400円 |
治療期間 | 2年0ヶ月(10歳5ヶ月~12歳5ヶ月、保定期間を含む) |
上あご拡大装置装着期間 | 11ヶ月:歯の痛みは生じることが少ないです。 |
下あごの装置装着期間 | 11ヶ月:装置を装着し、初めの2~3日歯が痛む方がいます。歯を並べる以外に、歯の萌出スペースを確保するために保定装置としても利用するため装着期間が長いです。 |
部分的ワイヤー装着期間 | 18ヶ月:歯を動かすため、初めの1週間ほど歯が痛むことがあります。 |
補足事項 |
永久歯は1本も抜歯しておりません。これ以上の歯並びを審美的に良くする場合は、ワイヤー矯正(抜歯の必要性も再度検討)に移行することがありますが、この方は、希望がないため治療を終了しています。 あごの成長と歯の交換を見ながら成長に合わせて治療を進めています。保定期間を含めて、小学生の間に治療を終了しています。 上の歯の外側にフックがみられるのは、就寝時に上あごを前に引っ張るファイシャルマスクをするためです。日中は使用しません。 治療が進むにつれ、上あごの天井(口蓋:こうがい)が広く浅くなっています。舌が収まる舌房も広くなります。舌を上あごの天井に挙上しやすくなるため、舌や口唇の筋肉によって歯並びを維持します。 歯の後戻りはほとんどなく、あごの後戻りはありません。 保定装置は、必ずしもするわけではなく、部分的なワイヤー矯正をした方や、舌の悪い癖が残っている場合に使用することがあります。基本的には顎顔面矯正では保定装置を使用しないことが多いです。 |
症例紹介
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