昭和61年5月に開業して今年で38年目になりました。
「地域の歯科医療に貢献するんだ！」と意気込んで必死に各種勉強会に参加した20〜30代、医院の経営やスタッフの雇用に苦しんだ40〜50代、そして今60代になって、改めて振り返ると如何に患者さんに支えて頂いたかを痛感しています。

患者さんが定期的に来院して頂くことで、当院は継続できたと痛感しています。開業当初から治療より予防に重点をおいて、患者さんの口腔内の写真を撮り続けました。定期検診に来られる度に口腔内写真を撮り続けたおかげで私自身も大変勉強になりましたし患者さん自身も清掃の重要性に氣づかれるようになりました。

口腔内は全身の健康状態を表しています、歯肉や舌の状態を改善することで血糖値が改善したりいろんな不定愁訴が改善することもありました。何より患者さん自身が前向きに健康になりたいと思うようになられることが私の1番の喜びです。

これからも来院される方の健康を願い、できるだけ健康情報を発信し続けたいと思います。

いつも村上歯科医院をご愛顧いただき、ありがとうございます。副院長の藤原千尋です。福岡で歯科の基礎を学び、故郷の高砂へ戻って10数年が経ちました。一般歯科、小児歯科、発育期の矯正治療を専門に、現在は入れ歯治療や訪問歯科診療など、地域の皆さんに貢献できるよう日々研鑽しています。歯並び治療に留まらない発育期の矯正治療は、健康なお口の発育をサポートできる治療で、私の生きがいです。

平成30年から約5年間は、訪問歯科診療を行う歯科医院を立ち上げ、通院できない患者さんのもとへ行き、歯の治療や入れ歯の治療、口腔ケアを行ってきました。何らかの事情で当院へ通院できなくなった時に、安心して訪問歯科診療を受けていただけます。ご気軽にご相談ください。

また、院長(父)の「原因は何かを考え、患者さんに寄り添った丁寧な治療」を側で学べる今の環境は、一生の財産です。赤ちゃんからお年寄りまで、心温まる診療ができるよう心掛けております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。