隠れお口ポカン、聞いたことがありますか?
お口ポカンとは、「安静時に唇が自然に閉じない状態」のことを言います。
唇が富士山型になり、口が開いている状態です。
この状態の唇を見れば、お口が開いていることが分かりやすく、親御さんもお子さんに「お口を閉じなさい!」と、言いたくなるのは無理ありません。
ですが、隠れお口ポカンは違います。見た目に分かりにくいので、見過ごされがちな状態。
親御さんに気づかれなければ、問題が大きくなるまで放置されることになります。
ちなみに、お口ポカンについて詳しく解説をしているブログは、こちらになります。この機会にぜひお読みくださいませ。
https://murakami-dc.biz/2026/03/20/2098
私は15年間、顎顔面矯正治療、小児矯正治療、小児歯科治療を行ってきた歯科医師です。
兵庫県高砂市の村上歯科医院で、副院長として16年働いてきました。
これから隠れお口ポカンについて解説しますので、最後までお付き合いください。
隠れお口ポカンとは
一見、唇が閉じてそうに見えて、唇に少しのスキマがある状態のことを言います。
私が付けた造語ですから、正式名称ではありません。
・よく見たら唇にスキマがある
・歯が唇からひょっこり見える
そんな状態を見たら、お口ポカンのサイン、体のSOSサインだと、親御さんが気づいてあげて欲しいのです。
この絵で、唇にスキマがあるのが分かりますか?

分かりやすく唇の図を並べてみると、以下のようになります。

お口がポカンと開いているだけが、お口ポカンではないことが理解できると思います。
隠れお口ポカンを見つけたときは
隠れお口ポカンを見つけた時は、どうしてお口を開けているのか原因を考えてあげてください。
原因は4つ大きく考えられます。
・口呼吸している
・鼻が詰まったり、アレルギーがある
・姿勢が悪い
・体のこわばりや緊張、ゆがみがある
まず隠れお口ポカンに気づき、原因を知るところからがスタートです。
原因が分かりにくい場合も多いですので、是非歯科医院にお越しいただき、ご相談いただけると嬉しいです。
こんなこと聞いてもいいのかな、そう思われることも聞いてください。
日常の生活の中にお口ポカン解決のヒントが、隠れています。一緒にお口ポカンを治していきましょう。
理想の唇
お口ポカンを見極める際に大事なのが、理想の唇を知ることです。
力を入れず、唇が閉じられるようになることを目指します。

イメージ出来ましたでしょうか。
お口ポカンは、怠けている訳でも、ふざけている訳でもなく、鼻呼吸するのが苦しいために姿勢を崩して口呼吸した結果です。
この状態を放置し続けると、歯並びが悪くなったり、顔が縦に成長し面長になりやすかったり、色々な健康被害が生じます。
体のSOSサインを早く察知し、対策を取っていきましょう。
いつでもご相談ください。
村上歯科医院 副院長 藤原千尋
