最近、歯はまだ生えていないけれど、赤ちゃんの離乳食を始めました!
保育園にもう少ししたら入るので、離乳食を始めました!
そのようなお声を聞くことが増えました。
率直にお話ししますと、離乳食開始時期が早すぎる傾向を懸念しています。
そこで今日は、離乳食の開始時期をのお話をしたいと思います。
私は、赤ちゃん歯科を行っている歯科医師です。
月に1回、第2木曜日午前中に赤ちゃん向けの健康教室を行っています。
興味のある方はinstagram @murakami_dc_takasagoアカウントをフォローして、教室情報をご確認ください。
離乳食開始時期が早いことの問題
離乳食開始時期は、月齢6ヶ月からと言われていますが、本当にそれが良いのでしょうか?
赤ちゃんの成長は個人差があり、一様ではありません。
食べる体の準備が整っていないのに、離乳食を始めてしまうと、姿勢が崩れから、舌が下に下がり、お口が閉じにくくなり、丸呑み傾向が出てきます。
時期が早いから問題ではなく、体の準備、つまり体が支えられていない状態で食べることが、問題なのです。
体が支えられている状態の赤ちゃんは、骨盤が後ろに傾かずに座れますし、背中が反らずに、一口づつお口を閉じられます。
あなたの赤ちゃんが、背中が反っていたり、お口に離乳食を食べさせてもお口が閉じない場合は、まだ体の準備が整っていないと考えましょう。
離乳食開始時期の3つのポイント
月齢ではなく、体の準備が整ってから、離乳食を始めて欲しいと願っています。
食べる準備が整ったと判断するポイントは3つあります。
①首がすわっていること
②腰がすわり、姿勢が安定していること(自坐位をとれる)
③舌で押し出さない(舌ていしゅつ反射が消失)
舌ていしゅつ反射が残っている段階で離乳食を始めますと、反射で食べ物が押し出され、食べてくれず、吐き出すように見えるので、離乳食作りが辛くなるママも少なくありません。
ママの離乳食の作り方が悪いのではなく、離乳食開始時期が早いサインかもしれませんので、落ち込まないでください。
だからこそ、月齢ではなく、赤ちゃんの体をしっかり見て、離乳食を開始してくださいね。
離乳食開始時期と歯並び
食べる体の準備が整っていないのに、離乳食を始めてしまうと、姿勢が崩れから、舌が下に下がり、お口が閉じにくくなり、丸呑み傾向が出てきます。
とお伝えしましたが、離乳食開始時期が早いと、丸呑み傾向が出てきて、あごが育ちにくいです。
丸呑みの原因はさまざまですが、丸呑みに気づいた時点でリカバリーしないと、あごが育たず、歯並びが悪くなる傾向は否めません。
出っ歯、受け口、開咬と言われる歯並びの問題は、今までの生活習慣の結果であって、体からのSOSサインです。
まだ、離乳食を始めていないママは、赤ちゃんの体の準備が整っているのか、ご相談があれば私もお手伝い出来ますので、赤ちゃんの体に合わせた離乳食開始を是非してください。
今、まさに丸呑みでお困りのママは、また別の機会でリカバリー方法をお伝えいたします。
離乳食開始時期の相談
村上歯科医院では、離乳食開始時期の相談や離乳食の進め方の相談も受け付けております。
歯が生えていなくても、生えていても、食べる機能を診る歯科医院で、ママのサポートが出来ますので安心してご相談くださいませ。
生後4ヶ月から歯医者さんに来て頂けます。
最後に
私の患者さんには、8ヶ月で離乳食を始めた方、9ヶ月で始めた方、沢山いらっしゃいます。
食べてくれなくて、丸呑みして、ママにとっても赤ちゃんにとっても苦しい離乳食の時間にならないよう、開始時期の3つのポイントをお忘れなく。
村上歯科医院 副院長 藤原千尋
