産まれたばかりの赤ちゃん、可愛い~と見ていたら、お口がポカンとあいている。
何で?何が起こっているの?と心配になっておられるママさん。
まず、お口ポカンに気づいた自分を褒めてあげてくださいね。
私は16年目の歯科医師です。小児矯正を15年行い、お口ポカンの患者さんを矯正治療で改善してきました。
お子さんが赤ちゃんの今、気づいたあなたは、矯正しなくても、日々の習慣の中でお子さんのお口ポカンを卒業させることが出来るかもしれません。
最後までお読みいただき、今日からぜひ実践してみてくださいね。
お口ポカンは何がいけないの?
お口ぽかんは、見た目の問題だけではありません。舌が下がり、口呼吸が生じることによって、こんな問題が起こり得るのです。
・風邪を引きやい
・むし歯や歯周病になりやすい
・歯並びが悪くなる
・顔が長くなる
・集中力や学習能力の低下につながる
・発音の問題が発生する
お口ポカンの赤ちゃんがそのまま成長すると、心配なのも無理ありません。
赤ちゃんでお口ポカンは正常?
赤ちゃんの時は、おっぱい咥えたまま離さず、数分吸い付くことが出来ますよね。
これは、産まれたばかりの赤ちゃんが、おっぱいや哺乳瓶を咥えながら、息することが出来る、特別な状態があるからです。
つまり、赤ちゃんは飲みながら鼻呼吸できる機能を持って産まれてきています。
ですから、一部先天性疾患を除き、赤ちゃんは、お口ポカンにはなりません。
成長してお口ポカンのお子さんも、鼻炎のお子さんも、みんな最初は鼻呼吸できてたのです。
赤ちゃんのお口ポカンの原因
赤ちゃんでお口ぽかんになっている場合、どういうこと?と思われますよね。
産まれた時から振り返ってみると、次のようなことが、赤ちゃんのお口ポカンに繋がっているのではないかと考えられています。
①おっぱいやミルクのあげ方・姿勢
②抱っこの仕方・姿勢
③お座りの仕方・姿勢
④ハイハイ、ずり這いの状態と期間
⑤離乳食のあげ方・開始時期
これらの原因に対して、対策をお伝えします。
赤ちゃんからのお口ポカン対策
まず今日から出来ることは、授乳姿勢に気を付けることなんです!
赤ちゃんの体が捻じれていない状態で、頭を反らずに、あごを引きすぎずに、飲んでいますか?
乳首をしっかり深く咥えていますか?
上唇を巻き込んでいませんか?
そして、ママの姿勢は捻じれたり、傾いたりしていませんか?
赤ちゃんも、ママも、体の捻じれがない授乳姿勢をとり、左右交互に授乳するのが理想です。
哺乳瓶であっても、右左交互にあげることが重要です。
次に気を付けて欲しいのが、抱っこです!
抱っこは、赤ちゃんのお尻より膝が高くなり(M字)、赤ちゃんの背中が丸くなるように(新生児ならC字)してください。
腰が据わるまでは、横抱きをおすすめしておりますが、抱っこの際も赤ちゃんの体が捻じれていないか、両手両足が左右対称で、体の前にあるかを見てあげてください。
そして、抱っこ紐の選び方、使い方もとても重要です。
抱っこ紐は、膝裏から膝裏が抱っこ紐によってしっかりサポートされ、赤ちゃんのM字、C字(しの字)を意識し、なるべくママの高い位置で、赤ちゃんとママが密着するようにするといいですよ。
足がだらんと落ちていたり、首が後ろにのけぞるような抱っこは、注意が必要です。

今日から早速実践してみてくださいね。
最後に
お口ポカンは、0歳から5歳までにアプローチすれば、必ず卒業できます。
ママやパパがいかに早く気づけるかが、とっても大事になってきます。
なぜなら、早いアプローチは早く癖を治すことが出来るからです。
5歳以降は、矯正治療との併用することでお口ポカンを卒業できる手段がありますが、時間もお金もかかることは想像できると思います。
今から出来ることを実践してみませんか。
ご相談は、村上歯科医院で診察、もしくは、お口ぽかん卒業オンライン講座も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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村上歯科医院 藤原千尋
