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タが言えない!舌小帯と歯並びの関係|高砂市春日野町 村上歯科医院|歯周病、予防歯科、小児歯科|歯科医院 歯医者

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タが言えない!舌小帯と歯並びの関係

お子さんの発音が気になるママさん、はじめまして。

お子さんが「タ」が言いずらそうで、心配されていることと思います。

私はお口の中を見る専門である歯科医師ですが、14年間あごを育て、お口の機能を回復させる矯正治療を行ってきました。

発音は、お口の中にある上あごの形と、舌の動きが重要です。

今日この記事を読めば、今出来ることが分かるように解説していきますので、ご安心くださいね。

 

タが言えない!舌や歯並びとの関係は?

結論から言いますと、タが言えないまま放置していると、歯並びが悪くなります。

理由は、外側は唇と頬、内側は舌があり、その間の筋肉のバランスが保たれたところに、歯が並ぶからです。

舌の位置や舌の位置、舌の動きやすさは、歯並びにダイレクトに影響します。

 

構造的に発音できないのか、機能的に発音できないのか

タは、舌の先(舌尖)が上あごに上がり、素早く弾く音。

「タ」が言えないお子さんは、「カ」「サ」っぽく聞こえる場合と、「ダ」「チャ」「ナ」っぽくと聞こえる場合があるのですが、あなたのお子さんはどちらのタイプでしょうか。

どちらの場合も、舌が正常に働いていない可能性を考えますが、舌の観察するポイントが違います。

構造的に発音できない場合

「カ」「サ」ぽっく聞こえるのは、構造的な問題が隠れています。

舌の裏のスジ(舌小帯)が短く、舌の先(舌尖)が上の前歯の裏にピタっと当たらず、舌がスジ(舌小帯)に引っ張られている状態です。

舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)と言われます。

タが言えないだけでなく、舌の裏のスジ(舌小帯)が短い、あるいは舌小帯短縮症のお子さんは、歯並びが悪くなると言っても過言ではありません。

機能的に発音できない場合

「ダ」「チャ」「ナ」っぽくと聞こえるのは、機能的な問題が隠れています。

筋肉の塊である舌の力が弱く、舌が下に下がっている(低位舌)お子さんにみられます。

舌の筋力(舌圧)や舌の位置(低位舌)も、歯並びを悪くする要因なので、発音だけの問題ではありません。

 

舌と舌小帯、どうすればいいの?

タが言えないお子さんには、まず歯科でこのようなポイントを絞って、舌を観察します。

①舌小帯が短くないか

舌を上にあげたり、前に出してもらい、舌の形がハート状になっている場合は、スジ(舌小帯が)短いと判断します。

実際に私の患者さんは、あっかんべーした時に、舌の先(舌尖)がスジに引かれてくぼみ、舌の形がハート型になっていたため、タが言いにくそうでした。

→哺乳や食事を食べる時に問題なければ、舌小帯を伸ばす方法をお伝えして、お家で訓練を実践してもらうようにしています。

その甲斐あって、舌のスジが伸びれば、舌小帯を切る必要はありません。

舌小帯のツッパリが強い場合は、最終的には切る必要がありますが、まず訓練を試みた後の話。

舌小帯が短いからと言って、すぐに切ることは推奨していません。

例え、切ることになっても、訓練をして自力で舌を伸ばし、舌が動かせるようになってからする方が、スジの伸びが良く、後戻りが少ないです。

 

②舌が上あごにピタッとつくか、舌の先(舌尖)の位置はどこか

舌が上あごにひっつくかを確認します。ひっついていない場合は、舌の動きが悪い、舌の過緊張を疑います。

→まず、ポッピングと言って、舌を鳴らす練習をして、安静時の正しい舌の位置を認識してい貰うことから始めます。

舌の先の正しい位置(赤丸)

その後、舌を上あごにぴったりつけたまま、奥歯でストローを噛んでもらい、10秒間舌を上あごにつけたまま維持する訓練をします。

また、小さいお子さんであれば、舌の裏側を、上に伸ばす方向に毎日マッサージしてあげましょう。

お口の中を触り、舌をマッサージすることで、舌の過緊張が取れ、舌の動く範囲が広がります。

姿勢が悪いと舌が上に上がりにくいので、姿勢を整えたり、体の緊張を緩める方法もお伝えします。

②舌の力(舌圧)が育っているか

舌の上に指をおき、その抵抗力をみます。

実際に舌圧計という機械で、測定することも可能です。

→お家では、舌の上に親御さんの指を置き、舌の力で押し返す動作をしてもらいます。

ガムを噛んで、上あごに押し付け、びよーんとガムを押し広げるのも面白いですね。

③鼻呼吸できているか

鼻呼吸できていなければ、いくら訓練をしても、口が開き、舌が正しく機能しません。

舌の訓練に気を取られて、鼻呼吸できていなければ、もったいないです。

 

いずれの状態であっても、舌が上あごにぴったりくっつく状態にならないので、歯並びが悪くなってしまいます。

タが言えないことから、舌の原因を見つけ、その子に合った対策をすることで、発音も歯並びも育てていきましょう。

 

歯並びにアプローチできる舌小帯の伸ばし方

舌小帯をお口のマッサージで伸ばすとお話しましたが、真剣なあまり力を入れすぎてはいけません。

あくまで、親子のスキンシップの時間として、機嫌のいい時間に、気持ちのいいマッサージを心がけてください。

歯ぐきをそっと触ったり、上あごを押したり、舌の側面やスジを伸ばしたりしていきます。

 

実際にお口のマッサージを知りたい方は、ぜひ診察にいらしてください。実際にして差し上げますね。

 

タが言いやすくなるために

歯科で出来ることは、以上のような舌のこと。

タが言いにくいとご相談に来られた際は、歯科で出来るアプローチをしながら、言語聴覚士さんによる発音の支援のお話もするようにしています。

ご希望がありましたら、高砂市の場合は市の助成もありますので、ご案内します。

 

歯医者さんに受診するタイミングは?

気づいたタイミングで、ご来院頂けると嬉しいです。

それは、早ければ早いほど、舌のスジを伸ばしたり、動かず範囲を広げるための訓練に、効果が出やすいからです。

早ければ2~3歳頃に、遅い方ですと小学校に入ってからご相談を受けることが多いです。

 

最後に

お子さんの発音が気になる親御さん。

1人の悩まないでください。

歯科医師としての見解を今日はお話ししましたが、私も子育てをするママ。

私に話しやすい、相談しやすいと思ってくださったら、クリニックでも、instagramからでも、お気軽にご相談ください。

では、さようなら~。

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村上歯科医院 副院長 藤原千尋

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