こんばんは。兵庫県高砂市の歯医者、村上歯科医院 副院長 藤原千尋です。
突然ですが、みなさんは毎日息をしていますが、どこを使って呼吸をしていますか。
口ですか、鼻ですか?
お口で息することを、口呼吸(こうこきゅう)と言います。
マスクをしていると鼻呼吸することが難しく、口呼吸になりやすいです。
姿勢が悪いと下あごが下がり、口呼吸になることがあります。
鼻が詰まっていると、もちろん口呼吸になりますね。
呼吸できているので、問題ないと思われているかもしれませんが、元々お口は呼吸をするために作られておりません。
ですから、実は口呼吸はさまざな問題を引き起こします。
①虫歯になりやすい
②歯並びが悪くなる
③あごの成長が悪くなる
④舌の位置が下がる
⑤姿勢が悪くなる
⑥集中力が低下する
⑦いびき、寝起きが悪い
特に、お子さんの発達期において、上あご下あごが成長する大事な時期に口呼吸があると、あごの成長に影響を及ぼします。
口呼吸があごの成長に影響を与えたことをご理解いただくために、以下の写真を用意しました。
こちらは双子の姉妹です。
左は鼻呼吸を、右は口呼吸をしていたようで、顔の成長を経過を追ってみていきました。
顔の成長方向が違うことがご理解いただけますか。
鼻呼吸していたお子さんは、正常な顎の発育を。
口呼吸をしていたお子さんは、上あご下あごの成長方向が変わり、縦に長いお顔に発育を。
呼吸の影響があごの成長にも影響を及ぼすことが、お分かりいただけたと思います。
お子さんの正常な顔の成長をお望みでしたら、鼻呼吸することです!
どうしたらいいのか分からない場合は、当院までいつでもご相談ください。

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