おはようございます。兵庫県高砂市の歯医者、村上歯科医院です。
今日も暑い日が続いておりますね。
水不足による、農作物への影響が心配です。
暑い中でも、笑って歌って会話して、日々楽しく過ごすように心がけましょうね💛
さて、タイトルにもありますように、歯周病について今日はお話しします。
30代、40代から発症する生活習慣病の一つです。
症状がなくても多くの人が罹患し、一度罹患すると完治は難しく、歯を失う原因の1位。
歯周病の定義は、「歯ぐきや歯を支える骨、歯を支える歯根膜に炎症が起こる慢性の疾患」です。
原因は主に歯垢(プラーク)と言われる、細菌と細菌が生み出したぬべぬべしたスライムで、構成されています。
歯科医院に通院し、プロによる歯垢や歯石の除去、咬む力のコントロールと、
自宅でもご自身に合わせたお口の中の清掃ができるようにセルフケアの習得を目指して、日々診療しております。
但し、いくら歯科医院に通っても、いくらセルフケアをしていも、歯周病が悪化、もしくは改善しない方もおられることを
臨床では経験してきました。
そんな中、私が気づいたのは、歯周病が安定しない方は、生活習慣、ことに食生活に問題があります。
我々の体は、ご自身が選んで食べたもので作られています。
つまり、歯を支える、歯ぐきや骨や歯根膜は、あなたの食べたもので出来ているのです。
ジュースばかり飲む、お菓子がごはんの代わり、菓子パンばかりで済ませている、インスタントが多い….
歯周病が安定しない方の食生活の聞き取りをしますと、こんな回答が多いのです。
心当たりはありませんか?
では、歯周病に対して、食生活の何が悪くて、どうしたらいいのかヒントをお伝えしようと思います。
①糖分の摂りすぎは、特に注意しましょう!
甘いものやジュースなどの甘いものを頻繁に摂ると、お口の中の細菌の栄養になり、歯周病を悪化させます。
さらに、血糖値の急上昇が起こると、炎症性サイトカインが分泌され、炎症を増悪させます。
また、糖とタンパク質が結びついてできるAGEsは、炎症を加速させる物質なので、歯ぐきの血管に蓄積し、歯周病を悪化させます。
そして、糖分を摂りすぎると腸内の悪玉菌を増やすため、腸内環境の悪化により、免疫バランスを崩す恐れがあります。
現代人は、糖分の過剰摂取を知らず知らずのうちにしがちなので、菓子パンやジュースは極力避けた方がいいです。
②タンパク質は、歯周組織を修復する材料です。
骨や歯根膜、歯ぐきには、たんぱく質が消化吸収して合成されるコラーゲンが必要です。
コラーゲンが少なくなると、歯周病を悪化させたり、歯周病を修復できなくなります。
たんぱく質は、卵、豆腐、鶏肉、魚に多く含まれますので、毎食取り入れるようにしてください。
簡単な考え方としましては、これらを1回の食事でにぎりこぶし1個分(約60g)摂ると、3食で理想的なたんぱく質量になります。
③ビタミン、ミネラルも忘れずに。
特に、ビタミンD、カルシウムは骨の健康維持に関係しており、ビタミンCは歯ぐきの修復に関係しております。
ビタミンは、野菜や果物に多く含まれるため、毎日とるようにしてくださいね。
サラダを作ることがめんどくさいときは、トマトを丸かじり、でもよろしいかと思います。
鉄分が体に少ないと、歯ぎしりやくいしばりの原因になり、その習慣が歯周病を悪化させる要因になりますので、赤身の魚や肉も積極的に摂りましょう。
レトルトや加工食品には、ビタミン、ミネラルは少ないですから、できるだけ自然のものを摂ると良いでしょう。
そんなに簡単に食生活を変えられない場合は、血液検査の結果に合わせて、体が足りていない栄養素を、3ヶ月から6ヶ月間の短期間、サプリメントで補う方法もあります。
栄養状態が悪い部分を底上げするためには、サプリメントも有効な場合もあります。
食事を工夫することが苦にならない方は、サプリメントに頼らなくてもいいと思っています。
サプリメントを最初だけ頼っても、最初から頼らなくても、食事を見直すことで体は必ず変わります。
食べるものを選んで、自分の体を労わりましょうね。
アドバイスを受けたい方は、いつでも歯科医院でお待ちしております。
また来年度からは、こういったお話を、教室という形で歯科院から発信していく予定です。
こうご期待です♪どうぞ宜しくお願い致します。
村上歯科医院 藤原千尋
